新嘗祭のお供えに、秋の初穂
11月23日は「勤労感謝の日」
以前は「新嘗祭」という祭日、お祭りの日でした。
ちなみに「祝祭日」という言葉がありますが、現在では「祭日」がなくなり、法的には「祝祭日」はありません。単に「祝日」となっています。
皇室を始め、神宮、全国の神社では「新嘗祭」が行われます。
新嘗祭は、その年の初めに五穀豊穣を祈念申し上げ、神様の恵みによって収穫できた実りを神様に感謝して、神様に新米などのお供え物を捧げるお祭りです。
その秋にとれた初穂、新米をまず神様にお供えして、感謝する。
そのあとやっと、人々が新米を食べることができるという……今風にいえば「新米解禁日!」でしょうかね。
ボジョレーヌーボー解禁みたい(^_^;)
今では9月になると巷に新米が流通してしまい、新嘗祭前に新米を避けるのは中々困難となっていますね。
本日の新嘗祭では、広島県青年神職会創立65周年事業「米作り」で収穫しました新米を、神前にお供えさせていただきました。
古来の米作りにならって、田植え、稲刈り毎に神事を行って収穫した新米です。
さて、今日の新嘗祭で秋祭りは一区切りとなるでしょう。
これからお正月に向けて、神社はにわかに慌ただしくなります。
具体的にいえば、神主がコサックダンスするほど焦りだします(;´∀`)
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