9月10月11月、お祭りが多いのはなぜ?
世間では三連休最終日、敬老の日でした。
天気も良さそうで、昨日に続いて地元の道の駅は大賑わいでした。
さて、今夜は、隣町の河内町にある「河内神社」という小宮のお祭りでした。
こちらは毎年この9月15日前後にお祭りがあります。
数件のお家が毎年持ち回りでお祭りの準備をして、地域みなさんが協力しあって、丁寧にお祭りをなさっている神社です。
また七月の豪雨では道路などに土砂崩れの被害もあり、神社への路も一部抜け落ちているそうです。
今年のお祭りでは、例祭で「早期復興」祈願も併せて、祝詞を読み上げさせていただています。
ところで、こちらの氏子さんとの立ち話で、なぜ9月、10月にお祭りが多いのでしょうか?
という話になりました。
これはあくまでも僕の考えですが……。
9月15日は、京都の石清水八幡宮の例祭日。つまり八幡さまのお祭りの日です。
当地の神社は、多くが八幡さまを祭りしていまして、ほとんどが石清水八幡宮から勧請、お神様をお招きしています。
なので石清水八幡宮の例祭に併せて9月15日付近でお祭りをして、また昔通りの旧暦9月15日でお祭りをしようとしているので10月もお祭りが多いのではないか?
そのように説明をいたしました。
また11月は、新嘗祭という収穫を感謝するお祭りがあります。神社で最も重要といっても過言ではないほどのお祭りです。そこで秋の農繁期を終えたて、秋の実りに感謝するため11月に秋祭りを行っている地域もあるのではないか、と。
そういうことで、9月、10月、11月は、農村地域では秋祭りが多いのではないかと。
ちなみに港町になると、9月が多いですね。
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