恥ずかしくないお参りの作法(宮崎神社版)
知っていて当たり前!と思われても、誰も教えてくれなかった。
学校でも教えてくれない神社(じんじゃ)のお参りのこと。
神社(じんじゃ)にはお参りしてみたい! けど、分からないことが多い。今さら聞けない、知らないなんて言えない、怒られるかもしれない……、恥をかきたくない!
そんな心配ももういりません!
これを読んだら、安心して、家族やお友達と一緒に、神社に行けます!!
【服装はどうすればいい?】
神社は、神さまのお家です。
お世話になった方や上司の家にお邪魔するように、だらしない格好(かっこう)ではダメです!!
男性であればスーツ、女性でしたらスーツまたはそれに準じた服装が望ましいです。もしくは、清潔(せいけつ)な服装を心がけていただければ、神さまも歓迎してくれることでしょう。
【手水(ちょうず)の仕方】
よそのお家にお邪魔するときに、汚れを持ち込まないはマナーのひとつですよね。
同じように、お参りする前には、お清めをしましょう。
手水舎(ちょうずや)で、手と口をお清めします。
柄杓(ひしゃく)に水をとって、左手、右手の順番でまず手を清めます。次に、左手に水をとって、口をすすぎます。口に含んだ水は、水鉢の外に吐きましょう。
そして柄杓(ひしゃく)にまた水をとって、柄杓(ひしゃく)を立てて、取手を水で洗い流してから戻しましょう。
これでお清めはOK!
【お賽銭箱(さいせんばこ)の前では】
お賽銭箱に、お賽銭を感謝の気持ちで入れます。
次にお鈴を鳴らします。
そして、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。
2回深く頭を下げて、2回手を叩いて、最後にもう1度頭を深く下げます。
感謝や願い、誓いは、最後の一拝の際にするのがよろしいでしょう。
願いごとなどは、声に出さないで、心のなかで。
【お賽銭箱(さいせんばこ)の向こうにいける?】
お参りをしていると、お賽銭箱(さいせんばこ)の向こう、神社の建物(社殿)の中に入ってお参りしている人もいますよね。
どんな人が社殿の中に入れるの? 私もお賽銭箱の向こうにいけるの?
答えは、いけます、入れます。
お賽銭箱の向こう、社殿の中でお参りすることを「昇殿(しょうでん)参拝(さんぱい)」「正式(せいしき)参拝(さんぱい)」と言います。
厄除けや、家内安全、合格祈願などを申し込んだ方が、社殿(しゃでん)のなかに入ってお参りしているのです。
なので、どなたでも社殿(しゃでん)の中でお参りはできます。
【ご祈願(きがん)をしたい】
正式参拝をしたい!
厄除け、合格祈願、家内安全や交通安全祈願。
実際にご祈願をしてみたいと思ったら、まずは受付(社務所)にいってみましょう。
「ご祈願をお願いしたいのですけど」
そう言っていただければ、申込用紙の書き方など、ご案内いたします。
また自分が厄年なのかどうかも、ご遠慮なく聞いて下さい。
【初穂料(はつほりょう)のこと】
正式参拝、ご祈願を受けるときには、初穂料をお納)め下さい。
のし袋にお金を入れて、表には「初穂料」と書いて、祈願を受ける方のお名前を書いて下さい。
初穂料を納めるタイミングは、社殿(しゃでん)の中に入ってから、神主(かんぬし)にお渡し下さい。
ご神前にお供えさせていただきます。
【社殿のなかでは?】
社殿(しゃでん)のなかは、神さまの家の中も同じです。
なので、帽子を被っていたら脱ぎましょう。
(病気等で脱げない方は、そのままで結構ですよ)
社殿の中には暖房機器もありますので、マフラーやコートなども脱ぎましょう。
そして祈願中は、神さまと向き合ってご挨拶しているので、飲食、写真撮影はご遠慮下さい。
小さなお子さんたちも走り回るのは、我慢してくださいね。
ただし!赤ちゃんが泣くのはOKです!赤ちゃん泣いていいよ。
神さまもきっと「元気な子が来たな(*´ω`*)」とお喜びになるでしょうから、好きなだけ泣かせてあげてください。
外に連れ出したりしなくてもいいですよ。
神さまはきっと、元気な赤ちゃんがいると、いつも以上に身を乗り出して皆さんの願いに、耳を傾けてくださるかもしれません。
【境内(けいだい)での写真撮影】
インスタにアップしてください!( *’∀’)っ
境内では写真撮影はOKです。
境内(けいだい)には、思わずクスッと笑えるようなものがあるかもしれませんから、それを撮るのも良し。
また折角ですから、家族や友人と記念写真をとるのもいいでしょう。
ただし他の参拝者の迷惑になることは、やめてくださいね。
また神社によっては、写真撮影を禁止している場合(ばあい)もありますので、まずは確認するとよいでしょう。
【お守りのこと】
お守りは、ひとつひとつお祓いをして、神さまのお力をわけていただいています。
言ってみれば、小さな神さまが宿っているのです。
雑貨屋さんで売っている商品とは違うので、優しく丁寧に扱って下さいね。
また小さな神さまが宿っているので、お守りは「売る」「買う」とは言いません。
「受ける」「授ける」と言います。
これだけでも知っていれば、あなたもハナダカさん!
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